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人気ケーキ店とタイアップも♪営業短縮要請中の高松市でバーが“昼営業”を開始 新型コロナ禍で試行錯誤続く

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 香川県は20日まで飲食店に営業時間の短縮を要請しています。
 新型コロナの影響で夜の客足が遠のく中、高松市のバーはお昼の営業に活路を見出そうとしています。

 高松市古馬場町の「BAR TIE」は新型コロナの影響が広がる前までは、午後7時から翌午前2時まで営業していました。

 しかし、2020年の休業要請や夜の客足が遠のいていることを受けて、2020年7月に昼の営業を始めました。売り上げの穴埋めや新規顧客の開拓を期待しての決断でした。

(「BAR TIE」を経営/佐竹翔子さん)
「バーの多様性を広げたい思いから、もっといろんな層に来てもらいたいという気持ちがあったので。お客様もコロナで結構少なくなった中、スタッフの配置もしやすいなと。お試しではないですけれど、今がチャンスかなとみんなで話し合って。それがきっかけですね」

 バーの落ち着いた雰囲気を残して、午後0時からカフェとして営業しています。
 人気ケーキ店とタイアップするなどして、夜は8割が男性客でしたが、昼は女性客が8割と客層が大きく変わりました。

 女性客が増えたことを受けて、4月28日から新たに「クロックムッシュ」をメニューに加えます。

(中濱綾那リポート)
「濃厚なチーズとホワイトソースが口の中でうわ~と広がります。これは幸せです」

 軽食メニューだけでなく、旬のフルーツを使ったパフェも登場します。

(中濱綾那リポート)
「さくさくのパイとフレッシュな苺がたまらないです。バーの雰囲気も相まってセレブ気分を味わえます」

 他にも夜のメニューで人気のフレンチトーストや、ノンアルコールドリンクなどを昼の時間に提供しています。

(「BAR TIE」を経営/佐竹翔子さん)
「休憩するという感覚で、昼下がりのバーがしている時間のご提供、空間のご提供ですかね。新型コロナの感染者が全国的に増えつつある中、飲食店は試行錯誤を続けています。もう付き合っていくしかないのかな、という感じですね。その辺を考えながら、今後の展開経営方針を考えているので、お客様が記憶に残るようなお店にしたいかなと」

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