地魚のおいしさを知ってもらおうと、岡山市の高校で試食会が行われました。
(記者リポート)
「こちらが、ヒラという岡山の地魚です。骨が多いですが、味が濃くうまみが強いのが特徴なんです」
ヒラは骨が多く、調理しづらいことから近年、食べる機会が減っているといいます。そこで、地魚についてもっと知りたいという生徒からの要望で、岡山南高校が授業の一環で試食会を開きました。協力したのは、岡山水産物流通促進協議会などです。
生徒には、ヒラの煮つけや刺身、カツなどが入ったヒラづくしのお弁当が配られました。
(生徒はー)
「とても新鮮で、口に入った瞬間にうまみがじゅわっときて、とても食べやすいです」
「岡山の魚なのに食べられなかったから、すごい岡山県民として嬉しいと思います。特に小さい子どもたちにも食べてほしいと思いました」
岡山南高校では、地魚を使った商品を地元企業と開発し子ども食堂などで無料で提供する予定です。
資金は6月からクラウドファンディングで集め、2021年の秋には、提供を始めたいとしています。