岡山市のギャラリーでさまざまな作家の絵画などを集めた企画展が開かれています。
息を飲むような大胆な色づかい。「遙か」は、倉敷市在住で2020年に文化功労者に選ばれた高橋秀さんの作品です。
高橋さんらしい立体的で伸びやかな線が特徴です。
岡山市北区の岡南ギャラリーで開かれている企画展では、約50人の作家による絵画や陶磁器など80点ほどが紹介されています。
優しい色彩の風景画「朝暉(ちょうき)」は岡山県出身の文化勲章画家、小野竹喬(おの・ちっきょう)さんの作品です。
雲間から朝日が昇り空が茜色に輝く様子を表現しています。
瀬戸大橋を描いた須田剋太さんの作品は、絵具の他に墨を使うなど大胆で力強い表現が目を引きます。
作家それぞれの個性を堪能できる企画展「春のアートフェア」は、岡山市の岡南ギャラリーで5月16日まで開かれています。