児島のジーンズの魅力をお客さんに直接発信します。岡山県倉敷市児島地区にあるジーンズブランドの本店が、26日にリニューアルオープンしました。
倉敷市児島地区のジーンズメーカー「ジャパンブルー」が展開するブランド「桃太郎ジーンズ」。ブランドの誕生15周年を記念して倉敷市児島味野のジーンズストリートにある本店が26日、リニューアルオープンしました。
新しくなった店舗は倍の広さに!
店舗面積をこれまでの倍の300平方メートルに広げ、約4000点の商品をゆったり見られるようにしました。
オーダースーツを注文できる他、職人が生地を織る様子を間近で見ることができます。今後は修理の様子も見学できるようにしたり、ジーンズ作りを体験できるワークショップを開いたりするということです。観光客にゆっくり過ごしてもらおうとカフェも併設しました。
カフェスペースのメニューは「デニムづくし」
(記者リポート)
「こちらがカフェのフードメニューです、ご覧のように全てデニム色になっています」
「デニムクーヘン」や「デニムマカロン」など、名前もデニムづくし。デニムの染料に使われる「藍」や児島の塩を使ったものもあります。
開放的なカフェスペースでくつろいでいたのは、児島観光ガイド協会のボランティアたちです。リニューアルした店の様子をガイドできるよう下見に来たそうです。
(ガイド歴4年/角南昭亜さん)
「目当てにここ来られる方もたくさんいる。連休おそらく人がいないんじゃないかと思うんですけど、引き続き全国に発信したいなと」
新型コロナの影響で、店では2020年の売り上げが2019年の約7割に、客の数は4割以下に落ち込んでいます。
(ジャパンブルー/眞鍋寿男 社長)
「大変な1年だった、まだ終わっていないが。リアル店舗とバーチャルの両立、地域のにぎわいをこれからも創出していきたい」