5月19日から岡山県で行われる聖火リレーのランナーに選ばれていたオリンピック女子マラソンの2大会連続メダリスト・有森裕子さんが、出場を辞退しました。
岡山県によりますと有森さんは、住んでいる東京に緊急事態宣言が出されているため、東京から来ることで県民に不安を与えてはいけないと辞退することを決め、県に電話で連絡があったということです。当初の予定では、有森さんは、聖火ランナーとして1日目に岡山市内を走る予定でした。
県は、公道での聖火リレーを全て中止することを発表しており、その代わりとして1日目は岡山市の岡山城で、2日目は津山市の津山中央公園で、参加予定だったランナーによるトーチキスを無観客で行うとしています。