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東京五輪の聖火リレー、岡山県でスタート 髙橋大輔さんら84人がトーチキスでつなぐ

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 東京オリンピックの聖火リレーが岡山県で始まりました。公道でのリレーは中止となり、無観客でトーチキスと点火セレモニーのみが行われています。

 トーチとトーチを重ねて聖火をつなぐ「トーチキス」。19日午後3時の岡山城。岡山県の聖火リレーはロンドンオリンピックのマラソン代表、重友梨佐さんから始まりました。

(ロンドン五輪 マラソン代表 備前市出身/重友梨佐さん)
「正直本音を言うと、備前市だったり、今回走らせてもらう予定だった井原市で皆さんに走っている姿を見てもらえたらよかったなというのはあったんですけど、公道はなしにはなりましたけど、こういった形でしっかりさせていただいたのですごく感謝しています」

 岡山県の聖火リレーは、19日と20日の2日間で12の市と町を179人のランナーが走る予定でした。しかし、新型コロナの感染拡大を受けて公道でのリレーと各市町で予定されていたミニセレブレーションは中止に。

 岡山市と津山市でトーチキスと点火セレモニーのみが無観客で行われることになりました。

 1日目の19日は、フィギュアスケートの髙橋大輔さんら岡山市や倉敷市を走る予定だった84人が聖火をつなぎました。

 そして、最終ランナーのロサンゼルスオリンピック金メダリスト・森末慎二さんが聖火皿に聖火をともし、初日を終えました。

(森末慎二さん)
「はっきり言って少し寂しいんですけど、この中でこの聖火をつないだということでうれしく思っております。オリンピックが開催されることを願って、選手、そして監督、コーチ全てで素晴らしいオリンピックをつくっていきたいと思っております。岡山に元気を与えてください」

 20日は、津山市でトーチキスと点火セレモニーが行われる予定です。

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