2日かけて香川県の各地をつないだ東京オリンピックの聖火が18日、最終地点の高松市に届けられました。
17日の朝、宇多津町をスタートして県内全ての市と町をつないできた聖火は18日午後6時半ごろ、高松市の玉藻公園に到着しました。
内堀を和船で運んだ聖火は、最終ランナーの松本常二さん(89)に託されました。
松本さんは国立ハンセン病療養所、大島青松園で暮らしています。
(聖火ランナー/松本常二さん)
「皆さんの拍手によって、私のハンセン病のことについてわかってくれたんだということを非常にうれしく思っております」
(聖火リレーを見た高校生は―)
「一人一人のランナーにいろんな思いがあって、火を渡していってるんだなっていうのがわかりました」
聖火は19日から2日間、高知県を巡ります。