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〈新型コロナ〉岡山県が緊急事態宣言延長に伴う対策を発表 6月1日から何が変わる?

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 岡山県では、5月31日までを期限としていた緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。岡山県は、延長に伴う対策を発表しましたが、一部緩和する形となっています。

大型商業施設への規制を緩和

 一番の変更点は、床面積が1万平方メートルを超える大型商業施設です。5月31日までは土日の休業要請が出ていましたが、6月1日以降の土日は時短要請になります。

 方針を受けて、県内の天満屋各店は6月から土日の通常営業を再開すると発表しました。県内のイオンモールも、専門店街とレストランで基本的に土日は午後8時までの時短営業を行います。

新たに「働きかけ」という項目を追加

 そして、新たに「働きかけ」という項目が追加されました。働きかけでは、施設に対しては「混雑につながるバーゲンセールなどの自粛」や「出入り口などを減らし入場制限をすること」、「休憩スペースなどの使用中止」といったことを求めています。

 利用者に対しては「1人または少人数で混雑する時間帯を避けて利用すること」、「なるべく電子決済を利用すること」、「展示品への接触を控えること」などをお願いしています。

 一方で、飲食店への午後8時までの時短営業や酒やカラオケの提供自粛、県民に求めている昼夜ともに不要不急の外出・移動の自粛、マスク着用はもちろんのこと、個食や黙食といった感染予防対策は6月1日以降も継続されます。

 緊急事態宣言が出てから2週間が経ち、5月31日の岡山県の新型コロナ新規感染者数は21人でした。

 岡山市の大森市長は、5月31日の記者会見で次のように述べました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「こういう状況が続いていけば、そして医療のひっ迫度合いを鑑みて総合的に判断すれば、緊急事態宣言、6月20日の期限を早めることはあり得ること。そういう状況を国として的確に判断していただきたい」

 変異ウイルスの感染は入院が長期化する傾向にあり、病床使用率は依然として高い数値です。

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