高松市は、空襲で焼失した高松城の桜御門の復元整備工事を進めています。骨組みの完成を祝う上棟式が6日に行われました。
上棟式には、高松市の職員ら約40人が参加しました。
高松市などによりますと、高松城の桜御門は藩主が過ごす場所だった披雲閣の正門などとして使われていました。1944年、国宝に指定されることが決まりましたが、翌年の高松空襲で焼失。市は、文化財としての価値が高いことなどから2011年に復元することを決めました。
復元される桜御門は、高さ約9メートル、奥行約5メートルで総事業費は約3億円です。2022年1月に完成する予定です。
(高松市文化財課/山本英之さん)
「目玉の施設の1つになると思うので、市民の皆さんに公園の新しい景観を楽しんでいただけたら」