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どのお店のパンが届くかは到着してからの“お楽しみ” パンのサブスク、その名も「パンスク」 岡山市

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 新型コロナ禍で試行錯誤しています。
 岡山市のベーカリーが、焼きたての味を全国の家庭に届けるサブスクリプションサービスに取り組んでいます。

 岡山市中心部にあるベーカリー「Sunny」です。

 山下哲史さん(39)と泰子さん(43)が3年前から夫婦で営んでいます。

 新型コロナの影響で売り上げが落ち込む中、お店のパンを全国の家庭に販売する「パンスク」というサービスを始めました。

(Sunny/山下泰子さん)
「待ってるだけではだめだなということで、いろいろ探して始めました。売り上げにも繋がっているし(全国のお客さんから)声が届くんです。ありがとうございましたってそれを見るのが楽しみで、始めてよかった」

 「パンスク」は群馬県の会社が行っているサブスクリプションサービスです。

 料金は送料込みの1回3990円(税込み)で、2週間に1回など届く頻度が選べます。

 全国のお店のパンを冷凍し、焼きたての味のまま利用者に届けます。

 5月1日現在、Sunnyを含め全国30の店と提携していて、利用者は8000人を超えています。

(記者リポート)
「利用者は毎回8種類前後のパンを受け取れます。どのお店のパンが届くかは到着してからのお楽しみです」

 Sunnyがパンスクを始めたのは2021年4月上旬。これまでに首都圏を中心に500箱以上を届けました。

 パンだけではありません。
 泰子さんが作っているのは、今流行りのイタリアの伝統菓子「マリトッツォ」です。
 スイーツの種類を増やし、店での集客にも力を入れようとしています。

(Sunny/山下泰子さん)
「夏はパン屋さんは売り上げが落ちる。店売りもしっかりやりながら、パンスクでも全国のお客さんを増やせたら」

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