高松市では幼稚園児が裸足で田んぼに入り、昔ながらの方法で田植えを体験しました。
光華幼稚園の5歳児クラスの約50人が訪れたのは、季節ごとの自然あそび体験を行っている高松市太田下町のNPO法人「自然塾ぴょんぴょん」の田んぼです。
(自然塾ぴょんぴょん/松本洋子 代表)
「まずは苗のふわふわをこうやって『よろしくね』って触っていってください、ふわふわ~」
苗が成長して稲刈りの時期になるとガサガサ、チクチクの手触りに変わるそうですよ。
4、5本ずつ苗を手にした子どもたち。裸足でそーっと、田んぼの中に……
「田植え定規」と呼ばれる木の枠につけた目印にあわせ、1本1本、苗を植えていきます。
(田植えの様子)
先生「グーッと入れて~」
女の子「きゃー!」
転んでしまってお尻やシャツまで泥だらけになった子たちも。
(参加した幼稚園児は―)
「気持ちわるい、ヌルヌルしてた」
「ヌルヌルしてたから、いやだ」
「気持ちよかった。くねくねしてた」
「行きにくいし、こわい」
22日に植えたヒノヒカリは、ぴょんぴょんのスタッフが無農薬で育て、園児たちは10月上旬に稲刈りも体験します。
(参加した幼稚園児は―)
Q.みんな、お米どうなってほしい?
「大きくなって食べたい」
「大きくなっておいしく食べたい」