台風などによる大規模な災害の発生に備えて香川県が災害対策本部の運営訓練を行いました。
香川県が行った訓練には県内の市や町、四国地方整備局など18の機関から約120人が参加しました。
(さぬき市/大山茂樹 市長)
「50センチから、深いところは5メートルの浸水となっています」
訓練は、台風による大雨でさぬき市と綾川町で土砂崩れや浸水被害が出ている想定で行われました。
香川県が設置した災害対策本部では、気象台や各自治体からの情報を取りまとめて自衛隊の派遣要請などを行いました。
今回は県庁だけでなく各市や町にも災害対策本部を設置して、より連携を深める訓練をしました。
(香川県危機管理課/松村朝生さん)
「被災された市町の被害状況をいかに県が把握するかということが極めて重要」