災害に強い地域づくりを進めようと、高松市と関係機関などが集まり27日に防災訓練を行いました。
訓練は高松市で震度6強の地震が発生した想定で行われました。
高松市総合防災訓練は2年に1度行われていて今回は22の機関や団体から約200人が参加しました。地震によってライフラインが停止した場合、各機関が復旧作業を行います。
四国電力送配電高松支社は、約20戸の家屋に電気を供給できる移動用発電機車で送電を行いました。
また、今回は倒壊がある地域の負傷者や家屋の状況を把握するため、初めてドローンを使いました。ドローンが撮影した映像は離れた場所でもモニターで確認できます。
他にも、ヘリコプターやはしご車でビルに取り残された人を救助したり、ポンプ車を使って消火活動を行うなどして1時間半ほどで地震訓練を終えました。
(高松市危機管理課/滑田健二 課長補佐)
「大規模災害に備えているので、市民の方々皆さん自身もご自分の家庭での防災意識の向上と準備をしていただければ」