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岡山県の景気 新型コロナ感染再拡大で引き下げ 日本銀行岡山支店

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 日本銀行岡山支店は岡山県内の景気について、新型コロナの感染再拡大により「持ち直しの動きが一服している」と発表しました。

 日本銀行岡山支店がまとめた最新の金融経済月報によると、岡山県内の景気は8月の「持ち直しつつある」という判断から引き下げられました。

 8月出されたまん延防止措置や緊急事態宣言により、飲食など対面型のサービス業や百貨店・大型商業施設で個人消費が落ち込んだことが大きな要因です。

 こうした中、県内の製造業の生産は緩やかに持ち直しています。

 輸出についても、鉄鋼や自動車を中心にアジアやオセアニアでの需要が戻りつつあることから、9カ月ぶりに判断を引き上げ「持ち直している」としました。

(日本銀行岡山支店/あべ松裕司 支店長)
「県内の個人消費はここ数か月で見ても感染が拡大すると落ち込み、沈静化すると持ち直すという動きを繰り返していて、業種間の回復格差はより鮮明になっている」

※「あべ」は木へんに青

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