岡山大学が、モデルナ社製新型コロナワクチンを接種した後の副反応について調査結果をまとめました。
調査は岡山大学大学院の頼藤貴志教授のグループが、岡山大学の大学拠点接種でモデルナ社製のワクチンを接種した学生や教職員約7200人を対象に行ったものです。
報告によりますと、2回目の接種では1回目の接種に比べ、発熱や倦怠感、頭痛があったと回答した人が大きく増えました。
・発熱 1回目 23.2% 2回目 88.0%
・倦怠感 1回目 48.4% 2回目 84.2%
・頭痛 1回目 29.6% 2回目 74.7%
40代以下では約9割が発熱、60代以上でも7割以上が発熱しています。
男性よりも女性の方が、副反応の報告が若干多い傾向がみられました。妊娠中の人や基礎疾患がある人に副反応が出やすい傾向はみられなかったということです。
(岡山大学大学院/頼藤貴志 教授)
「こういう副反応があるが、ワクチンを打つことによって自分が感染、重症化する、周りの方に感染させる確率下がる。ぜひ検討していただけたら」