来年で5回目の開催となる「瀬戸内国際芸術祭2022」のメインビジュアルが29日に発表されました。
発表会は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、会場は報道関係者のみとし、オンラインで一般に公開しました。
2010年の第1回からメインビジュアルを手掛けている日本デザインセンター社長の原研哉さんによる今回のテーマは、「島のおじいちゃん、おばあちゃん」です。写真家の上田義彦さんが2021年4月に高松市の男木島で撮影しました。
普段着のお年寄りにサングラスをかけてもらうことで自然な表情を生み出すと共に、3年に一度の非日常の世界、「アートを装着する」ことをイメージしています。
(メインビジュアルを手掛けた/原研哉さん)
「いつか、このおじいちゃんおばあちゃんを主役にしたポスターを作りたいなと思っておりました」
このポスターは会場周辺や全国の主な交通機関のターミナル、文化施設などに張り出します。
「瀬戸内国際芸術祭2022」は2022年4月から春、夏、秋会期の合わせて105日間開かれます。