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「とっても難しい」小学生がパラスポーツを体験 障害への理解深める 高松市

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 パラスポーツを通じて障害への理解を深めます。高松市の小学生が6日、東京パラリンピックの正式種目でもあった「シッティングバレーボール」を体験しました。

 体験したのは高松市の香南小学校の5年生です。

 シッティングバレーボールはその名の通り、座った状態で行う「バレーボール」です。コートの広さとネットの高さは一般的なバレーボールの半分ほど。お尻を浮かせて移動することが禁止されているなど、独自のルールがあります。

 児童らはお尻を浮かさずに移動したり、座った状態でボールをつないだりする練習をした後、試合に臨みました。

(荻津尚輝リポート)
「きょう体験で使用するのは競技用のボールではなくて、より軽くて大きいボールです。実際に投げてみると、落下速度に違いがあるためラリーを続けやすそうです」

 今回の体験は香川県教育委員会のオリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として、子どもたちに障害への理解を深めてもらおうと行われました。

(体験会で指導 一般社団法人IINE/田村治仁 代表)
「こういう障害の人がやっているんだなとか、こんなふうにしたら一緒にできるんだなっていうのを伝えられたらいいかな」

 子どもたちは6人から7人のチームになって、協力してボールをつないで相手コートに返していました。

(体験した児童は―)
「テレビで見たときは難しそうだなって思ったけど、実際やってみたらとっても難しくて、とてもビックリしました」
「お尻を使って歩くから結構スピードもいるし、手や足を使って移動するから体力も結構いるから、すごい尊敬できます」

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