国際的に著名な建築家・隈研吾さんが岡山市で講演を行いました。
(建築家/隈研吾さん)
「建物の庇が重なってその庇の下から風を入れる。自然の風を入れて、空調によらないでも気持ちいい環境を作る。あと木を外壁の主役に使う」
岡山経済同友会などが開いたシンポジウムです。建築家の隈研吾さんは森や里山の資源を生かした環境に負荷をかけない暮らしを提唱しています。
(建築家/隈研吾さん)
「日本的な感性、ある種自然の素材と一緒に自然と生きるという新しい。私はそれを文明の形だと思ってるんです。そういう中で日本というのはすごく存在感が高まる。日本の地方、それも岡山というものが非常に大きな可能性といいますか、ある種、責任もあると思います。これだけの森があって、これだけの今まで産業ができてきてて、それをこの新しい時代にちゃんとつなげていけるかどうか」