海岸沿いの限られた湿地に生える植物・アッケシソウが岡山県浅口市の自生地で美しい姿を見せています。
浅口市寄島町でアッケシソウの自生地が一般公開されています。アッケシソウはナデシコ目ヒユ科の1年草で、秋になると赤く色づきサンゴのような美しい姿になります。海岸沿いの塩分濃度の高い湿地に生え、北海道や瀬戸内海沿岸に分布しています。限られた環境にのみ自生し、今後の環境変化も懸念されることから、環境省が絶滅の危険が増大している絶滅危惧Ⅱ類としています。
(アッケシソウを守る会/花房泰志 会長)
「アッケシソウは私にとっても浅口市全体にとっても宝物。天が与えてくれた宝物」
アッケシソウ自生地の一般公開は10月24日までです。