香川県の小豆島に冬の訪れを告げる「芋づるの塔」がお目見えしました。
芋づるの塔は、土庄町伊喜末で収穫した芋のつるを使って、毎年この時期に作られています。
町の職員や地元の農家、そして子どもたちがサツマイモを収穫した後、地区全体から集めたイモのつるを円すい状に組んだ丸太に巻き付けていきます。
芋づるの塔は、つるを自然乾燥させて牛の餌などにするために作られてきたものですが、牛を飼う農家の減少などで今ではほとんど見られなくなっています。
塔を作っている間、子どもたちは収穫したサツマイモを焼き芋にして味わいました。
完成した高さ4.7メートルと3.7メートルの2つの塔には電飾が付けられ、2022年2月までイルミネーションとして楽しめるということです。