岡山県は新型コロナの感染第6波に備え、現在確保している病床数を年度末まで維持する方針を示しました。
伊原木知事は15日の会見で、11月補正予算案を発表しました。
岡山県は新型コロナの感染第6波に備えて、現在確保している病床数602床を2021年度末まで維持する考えで、11月の補正予算案にはそのための経費173億円余りが盛り込まれています。
県によりますと、県内の感染状況は2週連続で悪化したものの低い水準で推移していて、依然ステージ1のままです。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「今の状態で感染力が倍になったとしても対応できる。重症者への対応、入院者への対応ということでは多分大丈夫だろう」
また、伊原木知事は2022年度の県の予算について、事業費の上限を2021年度の当初予算からマイナス3%とする方針を示しました。新型コロナ対策の支出が増加していることや、税収の見込みが立たないことなどを理由に挙げています。