国の文化審議会が香川県庁舎旧本館などを国の重要文化財に指定するよう答申しました。
国の重要文化財に指定するよう答申されたのは香川県庁の旧本館と東館です。いずれも建築家・丹下健三がデザインし、1958年5月に建てられました。
鉄筋コンクリート造りでありながら柱や梁、ひさしなど日本の伝統建築を表現している点などが評価されました。
また1階に広い空間をつくり、県民に開かれた庁舎にしたことや猪熊弦一郎ら芸術家と協働で作った壁画や家具などが残されていることも特徴です。
重要文化財に指定されれば戦後に建てられた庁舎としては全国で初めてです。