岡山県倉敷市が2018年の西日本豪雨で被災した真備地区に整備する「復興防災公園」の設計を、建築家の隈研吾さんらが担当することになりました。
倉敷市の伊東香織市長と建築家の隈研吾さんらが21日、会見を行いました。
「復興防災公園」は倉敷市真備町の小田川と高馬川の合流地点に整備されます。会見では「希望のミチ」と名付けた道が施設を貫くデザインが公開されました。
平常時には遊具や芝生広場が広がり運動できるスペースとして、災害時には車で一時避難できる場所や緊急ヘリポートなどとして活用します。
さらに、訪れた人を迎えるゲートには、「竹の町」真備町の竹を使います。
事業費は約5億7000万円が見込まれていて、2024年度中のオープンを予定しています。