「空の便」や「鉄道」の年末年始の予約状況がまとまりました。いずれも前の年から大幅に増加しています。
高松と羽田を結ぶ便の年末年始の予約率は、日本航空が平均55.5%で2020年の同じ時期より28ポイントほど高くなっています。全日空は58.7%で2020年を18ポイント近く上回っています。
下りのピークはいずれも12月29日、上りのピークは1月2日か3日で、これらの予約率は93%から100%となっています。日本航空の岡山と羽田を結ぶ便もピーク時の予約率は90%台後半から100%だということです。
また、鉄道もこの年末年始は予約が伸びています。JR西日本岡山支社によると、12月28日から1月5日までの予約数は新幹線・在来線とも前の年の約2倍です。JR四国もこの期間の予約は前の年の2倍を超えています。JRは増加の要因について、新型コロナの流行が落ち着き帰省しようとする人が増加したためだとみています。
一方、新型コロナの影響を受ける前の2019年と比べると、空の便や鉄道の予約数は50%から70%台になっています。