香川県丸亀市で10日、丸亀城の坂道を駆け上がって速さを競う福男選手権が行われました。大学時代まで陸上で短距離を走っていた赤木アナも参加してきました。
この大会は、丸亀市の観光協会が4年前の西日本豪雨で崩れた石垣の復旧の後押しをしようと3年前から開いているものです。
丸亀城内にある、傾斜が約10度の急な坂道「見返り坂」に100メートルのレーンを設けタイムを競います。午前中の小学生の部には約50人が参加し、健脚を披露していました。
(参加者 小学2年生)
「足が速くなりたいから出ようと思った。疲れました」
(参加者 小学5年生)
「(タイムは)23秒18です。疲れたけど、自分が思っていた記録より速くてうれしいです」
(赤木由布子リポート)
「本気で走るのは、大学を卒業して以来なので4年ぶりなんですけど、小学生の優勝タイム20秒50よりは早く走りたいと思います」
ここで2021年までの2大会連続のチャンピン、香川大学の榎本匠さん(19)にコツを聞きました。
(香川大学/榎本匠さん)
「前半力を使わずに、最後のゴールのところで、力を使いきるというレース展開をすればいいかな」
いよいよ一般の部の本番です。参加者は全力で坂道を駆け上がりました。
(赤木由布子リポート)
「本当にきついです。前半行けるかなと思ったんですけど、最後の20~30メートルが壁に登っていくような感じで、この坂のきつさを感じました」
オープン参加の赤木アナのタイムは24秒04。
一般の部の優勝記録は15秒01、女性の最速記録は24秒28でした。