岡山県教育委員会が中学3年生の進路希望の第2次調査結果をまとめました。県立全日制高校の倍率は1.05倍で、2021年より0.03ポイント上昇しました。
岡山県教育委員会によりますと中学校の卒業見込み者は1万7162人で、前の年より395人増えています。このうち、県立全日制高校への進学希望者は67.2％です。
県立全日制高校の倍率は募集定員の1.05倍で、2021年を0.03ポイント上回り、6年ぶりに上昇しました。
一方、先月の調査と比べて倍率が0.05ポイント低くなったことについて県教委は、「第1次の調査結果を見て、私立高校へ流れたのでは」としています。
倍率が最も高かったのは岡山工業のデザイン科で1.65倍です。その他、西大寺の商業科、岡山工業の情報技術科、興陽の家政科が倍率1.5倍以上となっています。一方、31校55科が定員割れとなっています。
県立高校の一般入試は3月8日から行われます。
体調不良などで試験を受けられなかった生徒は追試験を受験できます。また、県教委は新型コロナウイルスの影響で追試験も受験できなかった生徒向けに再度の受験機会を設けています。
再度の受験機会も受けられなかった人は、調査書などで選抜するということです。
