香川県で2021年の1年間に発生した特殊詐欺の被害が約1億円と、前の年から2割ほど増えたことがわかりました。
香川県警のまとめによると2021年に認知した特殊詐欺の被害は48件で、被害額は約1億40万円でした。これは前の年の1.2倍です。
認知件数の6割ほどが、メールや電話で「携帯電話の利用料が未払いである」などと架空の請求を持ちかけて金銭をだまし取る手口だったということです。被害者の約7割が65歳以上の高齢者でした。
香川県警は、「電話のやりとりでお金の話が出たら怪しいと思って警察に相談してほしい」と呼び掛けています。
不審な電話についての相談は警察の専用電話「#9110」で受け付けています。