16日、香川県産のイチゴについて理解を深めてもらおうと、生産者が東かがわ市の小学校で出前授業を開きました。
(イチゴ農家/長町俊和さん)
「幅30センチ、高さが大体1メートルのベッドに定植をしていきます」
東かがわ市の引田小学校で開かれた出前授業で、講師は別室からのオンラインで授業を行いました。
(記者リポート)
「まさに今が旬の『さぬきひめ』について子どもたちは勉強をします」
この授業は、香川県が行っている県産農産物のPR活動で実施しました。地元で香川県オリジナル品種のイチゴ「さぬきひめ」を栽培している長町俊和さん(74)が講師を務めました。
参加した5年生の児童約20人が、イチゴはハウスの中で地上約1メートルの場所で高設栽培すると、太陽の光が均一に当たり、色や形、大きさが均一にできることなどを学びました。
香川県によると、香川県のイチゴの栽培面積は84ヘクタールで、四国では1位です。2009年に品種登録された「さぬきひめ」は、酸味が少なく甘いことから、割合は全体の4分の3を占めているとのことです。
その後、児童たちは、先の方が糖度が高いため、へたの方から食べた方が美味しく感じることなどを教わっていました。早速、地元で収穫されたさぬきひめを味わいました。
(児童は―)
「イチゴの歴史とかが、いろいろ知れたのでよかったです」
「ミツバチを使って受粉させているのを知らなくて、ちょっとびっくりしました」