5歳から11歳の子ども向けのワクチンについて、岡山県と県内の市町村は3月14日の週をめどに接種を開始することを決めました。
自治体のワクチン接種担当者などが参加した協議会で子どもへのワクチンの接種について、岡山県では全市町村共通で3月7日の週に接種券を発送し、14日の週をめどに接種を開始すると決めました。
ワクチンはファイザー社製で、対象者は5歳から11歳までの約11万5000人です。接種には保護者の同意と立ち会いが必要で、当日は本人確認書類や母子健康手帳の持参が必要です。218の医療機関で接種を受けられる他、集団接種会場の設置も検討するということです。
(岡山県 保健福祉部/根石憲司 新型コロナウイルス感染症対策監)
「基礎疾患がある子どもは重症化リスクが高いので、接種を前向きに検討してほしい。義務ではないので、小児に接種しないという選択肢もあろうかと思いますが、そうした場合は必ず周りの大人が追加接種をするよう検討してほしい」