24日に始まった、ロシア軍によるウクライナへの侵攻について、岡山県倉敷市に住むウクライナ人は、「プーチン大統領を止めて」と語りました。
ウクライナ西部出身のリリヤ・バビィさん(40)は、24日、職場での昼休み中に、フェイスブックでロシアの軍事侵攻を知ったそうです。
(ウクライナ西部出身/リリヤ・バビィさん)
「とてもショックが大きいです。こんなことをするって、ただ力を見せつけていると思っていました。ウクライナの国民もほぼそう感じていた。ウクライナ人が一番好きなことは独立。最後のウクライナ人が死ぬまで、ウクライナは負けません」
2014年、ロシアはウクライナのクリミア半島へ侵攻しました。バビィさんは、その後のウクライナとロシアの軍事衝突の影響で、7年前に父親を亡くしています。
(ウクライナ西部出身/リリヤ・バビィさん)
「ウクライナのために亡くなったのに、7年経って、もっと大変なことが起きた。本当にすごく残念な気持ちです」
バビィさんは、世界中からのウクライナへの支援を訴えています。
(ウクライナ西部出身/リリヤ・バビィさん)
「世界に助けて欲しいです。プーチン大統領を止めないと、ウクライナだけでは勝つことは難しい。もちろんNATOやアメリカは自分の軍隊をウクライナに入れることは出来ないけど、出来ることをぜひしてほしい。ウクライナだけじゃなくて、これは世界の問題だと思うので、世界は出来るだけウクライナを助けてください」