高松地方気象台は24日、高松の桜の開花を発表しました。平年より3日早い開花です。開花の基準は標本木で「5輪以上」の花が咲くことなのですが、24日は見間違いによるハプニングがありました。
午前10時ごろ、高松地方気象台の職員3人が高松市の栗林公園へ桜の確認にやってきました。
開花の基準は、標本木で5輪以上の花が咲くこと。23日は2輪だったので、つぼみとともに開花への期待も膨らみます。
(高松地方気象台/吉村優 調査官)
「4輪開花を観測しました。開花は5、6輪ですので、まだ1輪足りないと……」
残念! 開花宣言には至らず……と、思いきや。
(高松地方気象台の職員のやり取り)
「ちょっともう1回ちゃんと」
「3ですね」
「3やね? 大丈夫やね?」
「3ですね!」
(高松地方気象台/吉村優 調査官)
「そこに3輪固まってあって、ちょっと離れたところに1輪、もう1つがそこに1輪で、足して5輪ですので、高松は本日開花。高松で桜の開花ということになります」
(野口真菜リポート)
「職員が数え直したところ、5輪咲いていることが確認されました。午前10時の高松市の気温は11度ほどで、この後さらに気温が上がる予想です」
高松では、平年より3日早く、観測史上最も早かった2021年より9日遅い開花です。
高松地方気象台によりますと、3月中旬に気温が高い日が続いたことで平年よりも早く開花したのではないかということです。今後、1週間から10日ほどで満開になる見通しです。