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「かまど」の現代版の解釈も 老舗和菓子店がクリエーターとコラボした新商品を開発 香川

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 香川県の和菓子店「名物かまど」が4月、新しいお菓子を発売します。今回のお菓子は香川で活躍するクリエーターとコラボして開発しました。

 キューブ形をしたカラフルなお菓子に、ドライフルーツやあんがぎっしりと入った大福。これらは、坂出市江尻町に本店をかまえる創業80年以上の和菓子店「名物かまど」が4月2日に発売する新商品です。

 新商品は合わせて3つ。商品のテーマやパッケージのデザインは、香川で活躍するクリエーターと一緒に考えました。

 主力商品と同じく「竈 KAMADO(1700円)」と名づけられたお菓子は、グラフィックデザイナーの星川雅未さんとのコラボ商品です。

(「竈 KAMADO」の発案者/星川雅未さん)
「通常の『かまど』をシャープにして『現代版の解釈』で四角い形にしています。なので、口は必ず開けていただきました。ロゴマークもキューブを意識して、できるだけアール(曲線)を使わない角ばった感じで使っています」

 新商品「竈 KAMADO」は、大人の甘さを目指してあんをベースにしながら5種類のフレーバーで味にアクセントをつけました。

(山下佳乃リポート)
「あんはすごく甘いんですけれども、上に乗っているラズベリーが酸味を足してくれているので、ちょうどいい甘さになっています。感覚で言うと生キャラメルに近いような感じです」

 今回のコラボ商品の企画は、伝統を守るだけでなく新たなチャレンジをしたいと2018年に始まりました。香川県内のクリエーターや学生らから新商品のアイデアを募り、寄せられた90点ほどの案を基に検討を進めてきました。

(名物かまど/荒木隆 社長)
「私どもの新しいスローガン『しあわせ、もぐもぐ』を定めて活動してまいりました。3商品はそのスローガンを体現する商品になっている」

 3種類の新商品は4月2日から、「名物かまど」の直営店やネットショップで販売されます。

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