香川県琴平町は、新型コロナの影響で延期していた「四国金毘羅ねぷた祭り」を、5月27日から2日間開催すると発表しました。
「四国金毘羅ねぷた祭り」は、新型コロナの影響で中止になった「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の代替イベントとして企画され、当初、2021年5月に開催予定でした。
しかし、新型コロナの感染が広がり祭りは延期されていました。
それでも地元・琴平高校の生徒たちは2021年夏に高さ3.5メートルほどのねぷたを製作。地元の人たちにお披露目しました。
1年越しの「ねぷた祭り」は5月27日・28日の2日間開催されます。
27日には、2021年に琴平高校の生徒が作ったものや、青森県弘前市から運ばれてくる高さ8メートルのものなど合わせて3台のねぷたを展示。28日の夜には、3台のねぷたが町を練り歩きます。
(琴平町/片岡英樹 町長)
「この四国金毘羅ねぷたを、しっかり感染対策をしながら成功させ、ウィズコロナ、アフターコロナへの道を開くきっかけになればと」
祭りに向けて琴平町は、5月1日から「のぼり」や、中学生が作った「金魚ねぷた」を町内に展示します。