すでに葉桜となった桜の名所もある中、岡山県真庭市の美甘地区では川沿いの桜並木が見頃を迎え、訪れた人を楽しませています。
新庄川の堤防沿い約600メートルを彩る50本のソメイヨシノ。かつて宿場町として栄えた真庭市美甘地区の「美甘宿場桜」です。
この桜は約90年前に昭和天皇の即位を記念して植えられたのがはじまりで、訪れた人たちは咲き誇る花の下を散策し、穏やかな春の陽気を楽しんでいました。
(訪れた人は―)
「きれいですね、ちょうど良い時に来させてもらった」
「川の流れと桜、今ちょうど満開でしょう。来てよかった」
美甘宿場桜は17日ごろまでは楽しめるということで、開花中は午後7時から10時までライトアップも行われます。