子どもたちが廃棄されるデニムなどの端切れを使って、環境にやさしい「エコアート」に挑戦するワークショップが岡山市で開かれ、満開の桜が完成しました。
(ワークショップの様子)
「(Q.何つくったの?)チョウチョと桜。(Q.上手にできた人?)はーい!」
アートの材料になったのは、倉敷市児島地区のアパレルブランド「ジョンブル」が提供したデニムなどの端切れです。
西日本豪雨で被災した母親らを支援する「サンサポートオカヤマ」が、環境にやさしいアートをつくるワークショップを開催しました。
(サンサポートオカヤマ/ボウズ満恵 代表)
「使われない材質を使ってアートをつくることを通じて、自然やエコについて考える機会を持っていただけたら」
指導したのは、エコアートアーティストとして活動する綾海さんです。
(エコアートアーティスト/綾海さん)
「いい感じ、桜に見えるね」
3歳から小学6年生まで、11人の子どもたちがはさみや絵の具を上手に使いながら、力を合わせて「桜」を満開にしました。よくみるとかわいいウサギやチョウチョもいます。
(参加した子どもは―)
「思ったよりいっぱいにぎやかというか、きれいにできていたのですごいうれしいです」
「桜を付けるのが楽しかった」
子どもたちの作品は、アーティストの綾海さんが最後の仕上げをして完成させました。今後は展示をしたり、コースターにリメイクして販売し、売り上げを災害復興支援に充てたりする計画もあるそうです。