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吉備中央町と岡山大学が協定 デジタル技術を活用して地域の課題解決へ

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 デジタル技術を活用して医療問題など地域の課題解決を図ろうと、岡山県の吉備中央町と岡山大学が連携協定を結びました。

 12日の閣議で吉備中央町が「デジタル田園健康特区」に決まり、さらに両者の連携を深めていこうとするものです。13日の調印式には吉備中央町の山本雅則町長と岡山大学の槇野博史学長が出席し、協定書に調印しました。

 「デジタル田園健康特区」は、デジタル技術を活用して地域の医療や健康の課題解決に取り組む全国に先駆けたモデルを目指すものです。

 吉備中央町は、より広い分野を対象にした「スーパーシティ」構想を内閣府に提案していましたが、救急救命士の役割拡大など医療・健康を軸とした再提案を行い、今回の決定となりました。

 吉備中央町と岡山大学は協定により、医療の課題解決や人材育成など緊密に連携し協力していくことになります。

(岡山大学/槇野博史 学長)
「知と技を結集したオール岡大体制を構築し、本協定の推進に取り組んでまいります」

(吉備中央町/山本雅則 町長)
「医療にとりましても吉備中央町、大変脆弱(ぜいじゃく)な町でございまして、岡大の支援をもとにその心配を少しでも取っていくと」

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