現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」は開幕から5日が経ちました。土日は天候にも恵まれました。
島への玄関口・高松港では16日、フェリーに乗り込む人の姿が見られました。
(島へ向かう人は―)
「高松に来て10年になるけど、まだ1回も瀬戸芸行ったことなかったんでどこか行こうってことで目的もなしに決めました」
「何があるのかは分からないけど新しい出会いを楽しみにしています」
「楽しみ!」
感染症対策として船に乗る前には検温をして、発熱がないことを示すリストバンドを着けます。
5月18日までの春会期では瀬戸内海の8つ島と高松港、宇野港の周辺にアート作品が展示されています。
瀬戸大橋のたもと、坂出市の沙弥島会場は家族連れを中心ににぎわいました。
(訪れた人は―)
「そんなにすごい密な感じでもないから見やすくていいです」
沙弥島は春会期のみの会場で、2つの新作を含む4作品を楽しむことができます。
小・中学校跡地に作られた新作、「月への道」。月へと旅立つ宇宙飛行士のオブジェなどが置かれています。
企画したレオニート・チシコフさんが新型コロナなどの影響で来日できなかったため、日本のスタッフとオンラインで話し合いながら制作しました。
(訪れた人は―)
「不思議でした」
「おもしろかった」
「宇宙飛行士の格好って、あんなに大きいんやって」
「一緒に写真撮れたりしたんで、すごい良かったなと思います」