プロバスケットボールB1昇格を懸けてプレーオフに臨む香川ファイブアローズ。準決勝第1戦で敗れた仙台を14日の第2戦で下し、B1昇格まであと1勝としました!
先に2勝した方がB1に昇格するプレーオフ準決勝。ファイブアローズは先週金曜(13日)の第1戦で仙台の堅い守りを前に敗れました。
(記者リポート[14日])
「ファイブアローズは負ければプレーオフ敗退、B1昇格の扉は閉ざされます。勝って第3戦に望みをつなぐことができるか、踏ん張りどころです」
(ブースター[ファン]は―)
「まさか負けるとは思わなかったんで、きょうはリベンジを」
「もう絶対きょうは勝って、行くぞB1ですね」
背水の陣で臨んだ14日の第2戦。
序盤から躍動したのはキャプテンの兒玉(こだま)!
鮮やかにスリーポイントシュートを決めると……。外国人選手のディフェンスもものともせず、レイアップをねじ込みます。
気迫がこもったキャプテンの活躍でリードして前半を終えます。
第3クオーターの序盤に連続失点を許し逆転されますが、兒玉、ウッドベリーの得点で再び逆転し流れを引き戻します。
第4クオーターには兒玉の鋭いパスからブラントのダンク! その30秒後にまた兒玉からブラント! この試合、チーム最多タイの19得点をあげた兒玉がアシストでも活躍。
そのまま点差を広げたファイブアローズが雪辱を果たし、勝てばB1昇格が決まる第3戦に望みをつなげました。
(ブースター[ファン]は―)
「やっと香川らしいバスケできました!」
「きょうは本来の姿が見られて良かったです」
(チーム最多タイ 19得点/兒玉貴通 キャプテン)
「きのうの分をやり返せて良かったと思ってます。気迫を前面に出してこの40分を戦い切れたので、これを次の月曜日継続して戦って、相手よりも上回ったインテンシティ(強度)で勝ちたい」
勝てばB1昇格が決まる第3戦は16日午後7時から高松市総合体育館で行われます。