岡山市が保管している約5万1000回分の新型コロナワクチンが廃棄される見通しになっていることが分かりました。3回目の接種が進んでいないことなどによる期限切れが要因です。
廃棄の見通しになっているのは5月26日が使用期限となるモデルナ社製のワクチン約5万1000回分です。
医療機関に配送済みのものや集団接種用のものを除き、約5万1000回分の使用目途が立たないということです。
岡山市によりますと3回目の接種が想定より進んでいない上に、ファイザー社製の需要が高くモデルナ社製は接種の希望者が少ないことなどが要因ということです。
市では積極的な3回目接種と交互接種の検討を呼び掛けています。