岡山市の商店街に若者の居場所を作ろうというプロジェクトが進んでいます。2日、活動に参加する大学生らが寄付の協力を呼び掛けました。
岡山市の一般社団法人「SGSG」は、岡山市の奉還町に若者の新たな居場所「ユースセンター」をつくろうと活動しています。
2日は、プロジェクトに参加する大学生らが資金集めのため、商店街近くの店に募金箱の設置をお願いしました。
SGSGによりますと「ユースセンター」は中高生世代の若者が放課後などに集まり、地域の人と交流したり静かに勉強したりする、学校とも家とも異なる第三の居場所です。
(SGSGのメンバー/和泉まりさん)
「男女問わずいろんな人が集まってほしい」
「ユースセンター」は空きテナントに開設する予定です。
SGSGによりますと休眠預金を活用する国の制度を使って、800万円の資金を確保しましたが、改修費だけで1000万円ほどかかる見込みだということです。
内閣府は2019年に13歳から29歳を対象に自分の周囲の環境についてアンケートを行い、約20人に1人は「どこにも居場所がない」とする分析結果をまとめています。