子どもたちが安全にいろいろな体験ができるよう、地域で開かれている「放課後子ども教室」。岡山県浅口市では小学生を対象に「ドローン教室」が開かれました。
浅口市の六条院小学校で開かれたドローン教室には7人の児童が参加しました。放課後子ども教室の一環で開かれたもので、1月から順に市内7校すべての小学校で行われました。
(浅口市教育委員会/小野凌平さん)
「(放課後子ども教室は)学校ではできない、さまざまな体験をするようなイベントを行っています。(ドローンは)今後の社会での活用がとても見込まれていて、先端技術であるドローンに小さい時から触れるということは、子どもたちの可能性を広げていくことにつながる」
講師を務めるのは、県内でドローンによる空撮事業などを手掛ける岡山県ドローン協会のメンバーです。
(岡山県ドローン協会/森高寛行 代表理事)
「毎回かなり盛り上がって、大変好評をいただいています」
教室ではまず、ドローンの今後の展望やドローンを飛ばしてはいけない場所など、基礎知識を学びます。
勉強が終わると、お待ちかねの操縦体験。小型のドローンを使って体育館の中で操作方法を学びます。
参加した児童はドローンの後ろをついていきながら真剣な表情で操縦を学んでいました。
操縦に慣れた後は講師の指導のもと、外での飛行にも挑戦。
見慣れた地元の風景を空から撮影しました。
(参加した児童は―)
「ドローンはこんな景色が撮れるんだって(びっくりした)」
「(またやってみたい?)はい、やりたいです!」
「一度でもいいから、ドローンを買ってみたいという気持ちが湧いてきました」
「買ってみたいという気持ちが湧いてきました」
(岡山県ドローン協会/森高寛行 代表理事)
「当たり前の道具としておそらく彼らは使っていく。そういう時代に入っていくと思うので、ドローンでどんなことができるのか、その物珍しさの向こう側ですよね、そこらへんに目を向けて触れていただけるといいかな」