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岡山・香川の夜間中学校の生徒がオンラインで交流 悩みや思いを語り合う

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 「学び直し」への悩みや思いを分かち合いました。香川県初となる三豊市の公立夜間中学校の生徒が、岡山市の自主夜間中学校の生徒とオンラインで交流を深めました。

 2022年4月、三豊市が香川県で初めて設置した公立夜間中学校。10代から80代まで、さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった9人の生徒が学んでいます。

 夜間中学校には、地方自治体が設置する「公立」と、民間が運営する「自主」の2種類があります。公立がない岡山県では、ボランティアによる自主夜間中学校が学び直しを支えています。

 29日、両校の生徒がオンラインで交流し、悩みや思いを語り合いました。

(岡山自主夜間中学校 生徒[78])
「(病気で)手術後に体力も落ち、学校生活も思うようにいかなかったので、(夜間中学校に来て)皆さんと頑張ろうと決心した次第です」

(三豊市立高瀬中学校夜間学級 最高齢の生徒[85])
「高齢者だからといって引っ込み思案ではなく、どんどん先を望んでおられる。私もそうでなかったらいかんな」

三豊市立高瀬中学校夜間学級 生徒[54])
「生活しながら(学ぶのは)僕らも大変だからどうしているのかなと思って。それぞれよく似た悩みも持っていますね。(学ぶ気持ちが)ちょっと高まった」

(岡山自主夜間中学校/城之内庸仁 代表)
「勉強をやりたいという気持ちはあったとしても、孤独に襲われる時ってあるんですね。その時に仲間がいる、そういうことが自分以外にもあるんだということに気づくと、とても心強いんだと思います」

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