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西日本豪雨の被災地・井原市で集中豪雨の発生を想定した水害対応訓練 岡山【こつこつ防災】

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 4年前の西日本豪雨の被災地でもある岡山県井原市で、集中豪雨などを想定した水害対応訓練が行われました。

 6月12日。井原市が行ったのは集中豪雨が発生したことを想定した水害対応訓練。井原市の水害タイムラインに沿って、市職員や市民がそれぞれの対応を確認しました。

(井原市/大舌勲 市長)
「いつ水害が発生するかわからない状況ですので、庁内での職員の動き、そして避難所設営、地域の方も一緒に協力してお願いするというとこの、お互いの確認も含めてやっています」

 小学校の体育館では「避難指示」が出たことを想定して地域住民と市職員のコロナ対策を踏まえた避難所を開設します。

(いずえ地区まちおこし協議会/土井義宏 防災部会長)
「『もしものことがあったらどうなるんだろう』と心配があるので、ほんとにいい勉強になりました。(西日本豪雨では)一部、高屋川が増水して、体育館へ何名かが避難されました。そういう経験があるんで、こういう訓練はこれからも継続していけたらなと考えています」

 市役所では被害状況を確認するため、職員が現場に出発します。

(現場担当者)
「倒木で2車線の道が全面通行止めになっているという通報があったので」

 街路樹が倒れ、道路がふさがれたことを想定し危険を知らせるカラーコーンを設置。情報整理班に現場の状況を報告します。

 集約した市内の被害状況は災害対策班に共有されます。これらの情報は井原市のホームページやSNS、岡山県の総合防災システムなどで市民や報道機関に向けて発信されます。

(井原市/大舌勲 市長)
「職員が確認しておくということが出来ておりますので、また、地域の方も一緒に入ってもらった避難所運営も、講習も含めた形ですけども出来ましたので、これを重ねていくことが大切かなと思います」

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