7月11日の夏の高校野球・香川大会。丸亀に2021年の夏、チームの大役を任されたものの結果を残せず悔しい思いをした選手がいます。この夏、チームのために全力でバットを振り抜きます。
丸亀のファースト・前田悠太朗。2021年の夏、2年生ながら4番バッターを担いましたが、一度も塁に出ることなくチームも無得点、初戦で姿を消しました。
(丸亀/前田悠太朗 選手)
「なんで初球から振れなかったんだろうとか、あそこで1本出せるように振れなかったことをすごく悔やんで」
この夏、悔しさを振り払うスイングを…
11日の2回戦、丸亀と坂出工の対戦。
2回裏、ランナー2塁で前田に打席が回ってきましたが、ここはショートゴロでチャンスを広げられません。
それでも4回裏、再びランナー2塁のチャンスで回ってきた打席では、右中間にタイムリースリーベース。その後も得点を重ねた丸亀が坂出工に勝利しました。
【丸亀 6―3 坂出工】
(丸亀/前田悠太朗 選手)
「去年打てなくて、あそこで1本出たっていうのでほっとしました。全ての得点圏で絶対に打てるって自信を持って打席に入って、結果を残したい」
3年ぶりに戻った吹奏楽の応援
また、スタンドでは吹奏楽部も応援しました。
(丸亀 吹奏楽部/信里紗代 部長[3年])
「貴重な機会なんですけど、すごく楽しんで応援できました。全力で応援できたのでよかったです。今回みたいに勝ってほしいです」