夏休みに合わせて各地のレジャープールが相次いでオープンします。新型コロナの影響で2021年までは入場制限を設ける施設が多かったのですが、2022年は制限を行わない施設も増えています。
岡山県玉野市の「おもちゃ王国」では、2022年は園内にあるレジャープールの入場制限を行わない予定です。
(記者リポート)
「あさってからのオープンに向けてレジャープール『ちゃっぷる!』の準備が着々と進んでいます」
「ちゃっぷる!」は小さな子どもも楽しめるプールで、深さは浅めの20センチ。水着に着替えなくてもプールを利用できるんです。
「おもちゃ王国」では新型コロナウイルスの影響で2020年は定員の50%、2021年は70%の入場制限を行いましたが、2022年は制限を設けません。
(おもちゃ王国/竹内大器 取締役)
「今年の3月に遊園地業界のガイドラインが改訂されました。人数制限というのは特になくなりましたので、従来の100%の定員でお迎えするということで判断をしています」
検温や手の消毒など感染対策は、これまで以上に徹底します。また、着替えなくてもプールを利用できるという特徴が感染対策にもつながるそうです。
(おもちゃ王国/竹内大器 取締役)
「更衣室での密とか換気の問題というのがあるのですが、更衣室をあまり利用しなくてもご利用いただけるプールということで、その点では感染リスクが低いとわれわれは思っています」
おもちゃ王国のプール利用者は、新型コロナ前と比べると2020年は8割、2021年も半分ほど減りました。2022年は感染対策を徹底しながら、楽しい夏休みの思い出を提供したいということです。
(おもちゃ王国/竹内大器 取締役)
「今まで遊びが制限されてきたと思いますので、屋外の気持ちのいい天気の中で水遊びを楽しんでいただければと思っています」
おもちゃ王国のレジャープール「ちゃっぷる!」は16日にオープンします。
岡山県では「サントピア岡山総社」と「鷲羽山ハイランド」などが16日からオープンします。「サントピア岡山総社」では上限2200人の入場制限を設けています。
香川県では「レオマリゾート」が7月1日からオープンしており、「トレスタ白山」は23日グランドオープンです。