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電車で涼を「風鈴電車」が運行スタート 短冊には高校生のメッセージも 岡山市

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 夏の暑さが続く中、岡山市中心部を走る路面電車では、風鈴の涼しい音色を楽しむことができます。

 風鈴の音で涼を感じてもらおうと、岡山電気軌道が毎年この時季に運行している「風鈴電車」です。2022年で30回目の運行となりました。

 車内には備前焼の風鈴と飾り、40個がつるされています。短冊には山陽学園高校と岡山東商業高校の生徒のメッセージが書かれていて、「新型コロナに負けるな」という思いが込められています。

 電車が揺れるたび、車内には音色が響き渡ります。

(乗客は―)
「音が涼しい感じがします。入った瞬間に『あ、いいな』って思いました」
「涼しげだなと思います」

(在間隆真リポート)
「高校生がデザインしたヘッドマーク。周りにいるクラゲには短冊のようなものが見えます」

(山陽学園高校3年/植田紗英さん)
「クラゲを描いているんですけど、風鈴をイメージしていて、その中の1匹を『完全に風鈴』みたいな。元気になれるようにというのと、明るい気持ちになってほしい」

 風鈴電車は、暑さが落ち着くまで、岡山市中区の東山電停とJR岡山駅前の間を1日約10往復します。

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