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高松商・浅野が近江・山田からHR ベスト4懸け壮絶シーソーゲーム【高校野球・夏の甲子園】

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 夏の甲子園ベスト4を懸けて、高松商業が滋賀代表の近江と対戦しました。スタンドからの大応援の中、壮絶なシーソーゲームとなりました。

 準々決勝の相手は春のセンバツ準優勝の近江。エースで4番の山田陽翔はプロ注目のピッチャーです。

 1回表、高商の先頭は高校通算66ホーマーのスラッガー・浅野!レフトへのツーベースヒットを放ちます。

 その後、2点リードを許した高商は3回、ランナー1人を置いて浅野に打席が回ります。

(記者リポート)
「浅野の応援曲はパイレーツオブカリビアン。場内いっぱいに響き渡ります!」

 浅野が自ら希望した曲です。

(高松商/浅野翔吾 主将)
「歌の始まるところが乗れるというか気合が入る音なので」

 浅野は近江・山田を再び捉え、バックスクリーンへのツーランホームラン。この夏の甲子園3本目、高校通算67本目のアーチで同点とします。

(吹奏楽部の生徒はー)
「さすがです! (浅野)翔吾のテーマソングなんで、打ってくれて良かったです」

 しかし、高商は再びリードを奪われ、迎えた7回。ランナー1、2塁のチャンスを作ると、3打席目もヒットを放った浅野の第4打席。

 何と申告敬遠。甲子園がどよめきます。

 続く2番・井櫻の内野安打で1点差とすると、3番・渡邊升翔もライトへのタイムリーで同点。このあと勝ち越しに成功しますが、すぐさま近江に逆転を許します。

 1点ビハインドで迎えた8回、ランナー1、2塁のチャンスで浅野! しかし、レフトフライ。

 最後まで甲子園をわかせた高商。思いを一つに夢を見た夏が幕を閉じました。【高松商 6―7 近江】

(高松商/浅野翔吾 主将)
「3年ぶりに観客を入れてこういった素晴らしい場所でやらせてもらったので、みんなで勝ち切って3試合もできたっていうのは、全員が今後に生かせる良い経験ができたかなと思います」

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