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香川県知事選 初当選の池田豊人さん「新しい香川を県民皆さんと一緒に」 投票率は29.09%で過去最低

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 12年ぶりとなる新たな「かじ取り役」が決まりました。28日に投開票が行われた香川県知事選挙で無所属・新人の池田豊人さんが初当選しました。

 現職の引退で12年ぶりに新人同士の争いとなった香川県知事選は、自民、立憲民主、公明、国民民主の推薦を受けた池田豊人さんが16万6390票を集め、共産党推薦の中谷浩一さんに約10万票の差をつけて初当選しました。

(香川県知事選で当選/池田豊人さん)
「経済の発展する香川、子育てがしやすい香川、そして、新しい香川を県民皆さんと一緒に作っていきたいと思います」

 国土交通省で道路局長などを歴任した池田さん。今回の選挙戦で訴えの中心に置いたのは「人口減少対策」でした。出産時のサポートや病児保育の充実など子育て支援や企業誘致などの産業支援によって「住みやすい香川」を目指すと訴えました。

(香川県知事選で当選/池田豊人さん)
「香川県は発展の入り口の局面にあると確信しています。香川県を全国でもモデルになるような上昇県にしたい」

 今回の知事選の投票率は29.09%で4年前の前回を下回り(前回比-0.25)、2回連続で過去最低を更新しました。与野党「相乗り」の構図に有権者の関心は高まりませんでした。

(香川県知事選で当選/池田豊人さん)
「今回は広く支持をいただきたいという思いで各党にご支持を働き掛け、結果的に多くの政党から支持をいただけた。政党間で意見が食い違うことも十分あり得ると思う。その際は粘り強く意見交換して、全体の中の折り合いの付くところを見つけていくという努力を惜しまずやりたい」

 池田さんの知事の任期は9月5日からです。

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