小豆島で漁師をするかたわらYouTuberとして活躍する男性が、瀬戸内の海の幸を味わえる期間限定の居酒屋をオープンしました。全国からたくさんのファンが訪れています。
2年前に番組で紹介した小豆島の漁師YouTuber「はまゆう」こと濱田祐輔さん。チャンネル登録者数は現在54.2万人。動画の総再生回数は、なんと、約1億7000万回! 瀬戸内海での漁の様子や豪快な漁師飯などの動画が人気を集めています。
(小豆島の漁師YouTuber/はまゆう さん)
「『おいしそう』とか『小豆島行ってみたい』というコメントが増える度に、自分に責任感が生まれて、もっともっと島のために、漁業のためにやっていけることがあるんじゃないかなって思っています」
そんなはまゆうさんが7月、念願だったという居酒屋を期間限定でオープンしました。スタッフの募集や備品の調達、メニュー開発などすべて、はまゆうさんらが手がけています。
(小豆島の漁師YouTuber/はまゆう さん)
「もともと自分が居酒屋をいつかやりたいと思っていて、その時にちょうどこちらのホテルさんに『居酒屋やりませんか』と言われて。じゃあもう飛び込んでやってみようということで。自分が思いついて、食べてみて、おいしいと思ったものだけを出しているような感じです。僕の好みに染めあがった居酒屋になっています」
自慢のメニューは、瀬戸内の海の幸をふんだんに使った漁師飯。動画でも紹介しているはまゆうさんの料理を実際に味わってみたいと、全国から多くのファンが訪れています。
(お客さんは―)
「3カ月限定で(居酒屋を)やられるということで、どうしてもこの料理を食べてみたくて」
「居酒屋はまゆう」のオススメは?
はまゆうさんにオススメを聞いてみました。
「居酒屋はまゆうのオススメ3選。1つめは『はまゆうの鰆の森(935円)』です。おいしいサワラに大量の薬味がのってまして、それをポン酢でさっぱりと食べるおいしい一品となっています」
「2つめは『マナガツオ刺し(1320円)』です。僕がとったり、僕の親父がとったり、よく動画に出ているあの超高級魚・瀬戸内海のマナガツオがお刺身となっています。甘くて上品な味わいがあって、奥深い一品です」
「3つめは、『カメラマン太田君のポテトサラダ(385円)』です。こちらはカメラマンの太田君がいちから考えて仕込んだ非常においしい一品ですので、ぜひどうぞ」
(カメラマン/太田君)
「(Q.オススメポイントは?)ニンニクとベーコンです」
はまゆうさんは、漁の仕事をこなしながら、週に何度かお店に立ち、ファンとの交流を深めているそうです。
(はまゆうさんのファンは―)
「(はまゆうさんの)人柄の良さと、おいしくごはんを食べて、たくさんお酒を飲んで、よく笑って、とっても大好きです」
「(はまゆうさんの動画を)毎日30分ずつ見てます」
「なんでもテキパキできるところが好きです。僕もそうなりたいと思います」
(小豆島の漁師YouTuber/はまゆう さん)
「お父さんが(動画を)好きで、その後にご家族のお子さんとか奥さんも好きになってくれて一緒に見てくれているという人が多かったりとか、僕に対する思いとかを直接聞けたりとか、交流できるというのがいい経験だし、すごく楽しいなと思います」
はまゆうさんのお店は、10月10日までの期間限定で、小豆島国際ホテルの1階にあります。YouTubeの概要欄からも予約が可能です。