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偏食家ベートヴェンも納得!?「音楽×食」で古楽を感じる 東京で「たかまつ国際古楽祭」のプレイベント

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 昔の「西洋音楽」、「古楽」をテーマにしたイベント、「たかまつ国際古楽祭」が9月30日に始まります。本番を盛り上げようと東京で、「音楽」と「食」を掛け合わせたプレイベントが開かれました。

 東京で開かれたのは、「ベートーヴェン」にまつわる「音楽」と「食」をテーマにした「偏食家 ベートーヴェンの食卓」です。この企画では、ベートーヴェンが食べていたとされる5つの料理を再現しました。

 200年ほど前に亡くなったベートーヴェンは、「音楽」だけでなく「食」にも強いこだわりがあったと言われています。西洋餃子こと「カースヌーデルン」は、ベートーヴェンが好んで食べていたと言われる料理の一つです。

 当時は香辛料や調味料が少なく、牛肉や豚肉のミンチを強力粉で包み、溶かしたバターをかけるだけという比較的シンプルなものでした。

(カーサ瀬戸内 シェフ/大谷敬太さん)
「(バターだけは)珍しいです、(現代なら)お塩とかチーズとか必要になってくる」

 「たかまつ国際古楽祭」の芸術監督を務めるフルート奏者の柴田俊幸さんは、小豆島で作られたしょうゆにつけて味わいました。

(たかまつ国際古楽祭 芸術監督/柴田俊幸さん)
「和洋折衷って感じ。おいしい。(Q.ベートヴェンも納得?)納得です」

 またこの日は、ベートーヴェンが作った曲を当時の楽器で演奏しました。

 たかまつ国際古楽祭は9月30日から3日間開かれます。

 高松市や直島、小豆島でコンサートが行われるほか、小豆島では音楽家の「バッハ」が食べたという記録が残る料理を再現したイベントも企画されています。

(たかまつ国際古楽祭 芸術監督/柴田俊幸さん)
「古楽はクラシックがクラシックになる前の音楽なので、今以上に力を抜いて楽しめる音楽。皆さんに楽しんでいただけたらと思う」

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